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駆け出しゲームプランナーの日々を綴ります。

ゲームに流れる「島時間」

やってきました!題して「クロノクロス回」。と、勝手に命名。

最初に「クロノクロス」とはなにか?
ドラゴンボールで有名な漫画家・鳥山明先生がキャラデザを、ドラクエを作った堀井雄二とFFの坂口博信が協力して作り上げたRPG「クロノトリガー」の続編にあたります。
ハードはプレイステーション。発売からだいぶ日がたってから私はこのゲームをプレイしました。私は500円でこのゲームを手にし、攻略本を片手に画面の世界観にのめりこんでいました。
まずは説明から入りたいと思います。
これがクロノクロスのパッケージです。全体を印象付ける蒼い色使いが綺麗です。 

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このゲームの特徴なんですが、ゲームシステムは少し変わっており、普通のコマンド式のRPGではなく、強攻撃・中攻撃・弱攻撃を使えるポイント内で割り振り攻撃するというもの。前作はコマンド式のRPGだっただけに違和感を覚えた方もいたと思います。私はというと、こちらの「クロノクロス」から入ったので何ともなかったのでした。
脱線してしまいました。前回の続きの音楽について話をしましょう。こちらが私の持っているクロノクロスのサントラです。
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クロノクロスの音楽はどれも印象としてしっとりしている、という表現があっていると思います。南国の島は「島時間」という、現代の忙しい、時間に追われた時間の流れとは違う、ゆったりとした時間が流れているといいますが、まさに音楽でそれを表現しています。
特に私が好きな曲が「アル二村」という曲です。ディスク3枚組の大容量のサントラの中で、なぜこれが一番のお気に入りかというと、まさに、曲の中で「島時間」が流れており、聴くたびに心の底からゆっくりできるからです。
アル二村、とは主人公の生まれ育った海辺の村の名前で、ゲーム中で流れる曲にそのまま村の名前がついています。
物語は非常に複雑で、攻略本を片手に遊んでいたところ、早解きに集中してしまい、全体をつかむことができませんでした。ネットで考察を読んだりしていますが、てんで分かりません。しかし、そんなことは些細な事です。このサントラにはクロノクロスの魅力をぎゅっと詰め込んであり、それを再生するたびに、過去の楽しかった記憶が紐解かれていきます。
寝る前や、旅行の移動中、何か提出物や勉強に集中したいときにこれを聴いています。
ゲーム音楽ここに極まれり、といった内容なので気になった方は是非聴いていただきたいです。