home base

駆け出しゲームプランナーの日々を綴ります。

信長協奏曲を読んだり、ハマッタリ

日本では知らない人は居ないんじゃないかな、というくらい有名な武将。

それが、織田信長です。今から約500年ほど前の安土桃山時代の戦国武将で、桶狭間の戦いや、長篠の戦いなどが教科書にも載っている有名な合戦ですね。南蛮渡来の鉄砲と、関所や当時の商業組合として組織されていた「座」を解体して、誰でも自由に商売を出来るように整備したりと、当時、次々に斬新なやり方で手腕を発揮した人物でもあります。最後は本能寺の変で、家臣の明智光秀に討たれてしまいますが、その後死体は見つからなかったそうで、生存説や逃亡説も流れたそうです。

はてさて、過去に織田信長を題材にしたドラマは数あれど、フジテレビで今月から始まった新しい月9が「信長協奏曲」なのです。

主人公は厳密に言えばこの作品、信長が主人公ではないのが特徴です。なんと主人公は現代の高校生・サブロー。ひょんなことから戦国時代の安土桃山時代にタイムスリップしてしまいます。そこで本物の織田信長とであうわけですが、本物は我々が知るような、バリバリのほととぎす野郎ではなく、病弱で身体も弱い。そこで瓜二つの顔をもつサブローに織田信長を変わってくれと頼むわけです。

これがサブロー

f:id:tyoppamax:20141023201554j:plain

この後、本物の信長は名前を変えてサブローに仕える形となります。

その名前がなんと、あの明智光秀。この調子でいくと本能寺の変では、二人の信長による戦いが観られるのか?というような疑問も。

 

サブローは現代人なわけなので、戦国時代の慣習には無知なのですが、その無知さがこれから次々と起こる合戦で功を奏していく、というのがなんとも痛快で納得。

ガチガチな戦国の世を、風に舞う紙切れの如く、飄々と生きていく様は、正に、大うつけ、という信長のあだ名が指し示すとおりにまとまっていると思います。

しかし、別の角度から見ればそれはしたたかさの裏返しとも取れると私は思います。

タイムスリップという題材はSF物では定番なテーマですが、それを上手い具合に時代劇に盛り込んでくるあたり、そしてそれをフィクションでありながら史実にミキシングされているのがこの作品の興味深い点です。

そして、本能寺の変での最後が史実でもうやむやな為、そこを逆手に取る、「実は信長は未来人だった」という設定はとても面白いです。

私はドラマが始まるに当たり、原作の漫画を丁度半分ほど読んだのですが、すっかりはまってしまい、読む手が止まらない事態に陥っています。

肝心の最後がどうなるかというのがやっぱり気になっているんですが、それはやっぱり野暮なことなんだなと考えてしまいます。

やっぱり本能寺の変で終わるのか?!それとも某漫画のように異世界で暴れまわるのか?!とにかく今後にも自然と期待が高まります。

あ、そいえばアニメもやるみたいです。さらに期待。