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駆け出しゲームプランナーの日々を綴ります。

Mr.Childrenという群像劇

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 人生とは、ネタ探しの旅である、と私の年の一回り離れた知人がいいました。
そして、その旅も無音なばかりではやってられません。楽しいこと、辛いこと、喜怒哀楽に満ちたこの旅路を彩り、ときに癒すものが必要です。
そう、音楽です。
前回はスピッツについて書かせていただきました。スピッツ、いいバンドですよね。カラオケに行くと最初には「チェリー」を歌ってしまうくらいに好きです。
しかし、今回は違います。ついにMr.Childrenについて、このファン歴約5年と他に比べれば短い私が語らせて頂きます。駄文失礼。
この度のタイトルにある、群像劇、という視点でMr.Childrenについて見ていきたと思います。
Mr.Childrenについては日本を代表するロックバンド、て言えば問題ないですよね。説明要らないくらいに有名ですし、老若男女問わず知名度が高いのも特徴ですね。時代を彩った名曲も多く、絶対一曲は誰しも必ず聴いたことあるんではなかろうかと思います。なので、解説は今回は割愛致します。
ミスチルで群像劇、これいかに。
私は元気をもらいたい時によく聴く曲があるのですが、それへ「終わりなき旅」です。僕ってこんなんでいいのかな、と思うときに聴くのですが、これが妙にぴったりくるくる。
都内に出た時に聴く曲。そのまま「東京」。都内で聴くとなんだか前を向きたくなります。
何気ない散歩道で聴く曲「Center of universe」。犬猫植物に挨拶したくなります。はたから見たら変な奴ですね。
てな感じでたくさんの曲を様々な場面で聴いているとその曲一つ一つのなかで、名もない主人公が一人一人生きているのです。その中の一人に必ずその時の自分がいるのです。
私の出した曲の例はごく一部であり、こういった楽しみを私たちに与えてくれるMr.Childrenの才能と言ったらないですね。
喜怒哀楽をそれぞれの曲に閉じ込め、その中で人生の物語がある。これが、私の提唱するMr.Childrenの群像劇です。
失敗しながらも立ち上がろうとする主人公。恋にひたすらまっすぐな主人公。大切な人をなくした主人公。徹底的に荒ぶる主人公。開けばたくさんの主人公が曲という箱庭の中で繰り返される生活を送っています。
アルファルド飛び跳ねるトビウオに擬態して、私はこの歌詞も好きだったりします。ここにも主人公が。